本「サーノ博士のヒーリング・バックペイン」 ジョン・サーノ
前々から読もうと思っていたのですが、
連休を使って
いや私はずっと連休なんですけど
ちょっとそのセリフ言ってみたかった……
えいやで読みました。
背腰痛の原因はその「ほとんど」が
「抑圧された怒りや不安など」
つまり心因性のものではないかというご意見です。
著者ニューヨーク医科大学のちゃんとした教授で、
もちろんその方向で何千もの人を治してきています。
心はそういう負の感情と向き合うのを恐れ、
身体に痛みを発して意識をそこへ向けさせる。
だから、この痛みを治すには、
「あっ、今僕は感情を抑圧しすぎて、
痛みを起こしてしまっている」
と認識するだけでよい。
そうすると心や脳にとって、
痛ませる意味が無くなるわけです。
で、治る。
人によっては、この本読んだだけで長年の腰痛が治る。
認識するだけですからね。
腰痛は自律神経系ですが、
これはたぶん免疫系でも同じで、
つまり花粉症とかアレルギー鼻炎とかも同じ。
ほんまでっかいな!って感じですが、
確かに……自分振り返ってみると
(軽い)腰痛や鼻炎の酷い時期は、
しんどかった時期でした。
環境が変わったり、踏ん張りどころだったり。
(ちょっと占いみたいになっちゃいますけどね(笑))
もちろん腫瘍など器質的な障害もありうるので、
ちゃんとしたお医者さんにちゃんと診てもらうのが
まず最初、と口酸っぱく書いてあります。
これに類する本で、作家夏樹静子さんの
「椅子が怖い」も以前ざっくり読んだことあります。
先生ももう死ぬか生きるかの大腰痛だったそうですが、
結局は心身症の一種で(心因で身体に症状が現れる)
追い詰められて
「もう、『夏樹静子』を捨ててもいい!!」
と思い切ったら、びたーっと治ったそうです。
ありとあらゆる療法を何年も続けてきた痛みが。
ただ、それだけで。
腰痛だけでなく僕のように鼻炎持ちですとか、
胃弱ですとか、不定愁訴が多い方は、
一度この本を読まれて、
ご自身の心と体について考えてみるのもよいかと思います。
ポイントは
「性格を変える必要はない」
ところで、そもそもそんなことは不可能で、
怒りを感じないようにするとか
抑圧せず巧く発散させるとか、
そんなこと簡単にはできません。
ではなくて、
「強い抑圧感情が引き起こしている痛みだ」
と、捉えることで十分痛みの役目を終わらせることはできる。
自分を把握することはとても重要なことで、
「オレは身体に出ちゃうほど
なにかを抑圧してるのか……」
と思うだけでもとても救いになります。
悩みも不安も怒りも無い人間など居ないものですが、
それが強くなりすぎている、
と身体がサインを出してくれていると感じれば、
「もうちょっとのんびり行こう」
「E加減にやろう」
と肩の力も抜けるもの。
そうそう、よく言われますが
「肩こり」って日本人特有の症状らしいですよ。
いかに生活習慣や骨格に多少違いはあるとはいえ、
特定の民族だけに特定の病があるとは考えづらく、
これもこうした身体の痛みが
ある程度心が原因になってる証拠の一つかもしれません。
あ、もし書店でお手に取る機会がありましたら、
監訳者の長谷川淳史さんの「あとがき」も面白いです。
脊柱の変位は最新のカイロ業界では
「腰痛の原因とは言えない」って
コンセンサス取れてるらしいッスよ!
ああオレの背骨は曲がってていいんだ。
もうすこしいいかげんに生きようと思います。
えっ? これ以上?
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